讃岐のうどん屋 創業セミナー

今日は、うどん県香川へ。

讃岐うどん、大好きです(*^-^*)

夏はやっぱり、生醤油か、ぶっかけ冷。

冬でも同じチョイスですが、、、(^-^;

 

さて、今日は創業セミナー。

創業を検討中のみなさまに、一番入り口のところをお伝えします。

こういったセミナーは、先輩創業者をお招きして、体験談を語ってもらうことが多いのですが、今回も地元で成功している起業家さんが来てくださいました。

 

ATTONの神原さん。

ご主人とともに、10年前にうどん店を開業し、今は自店舗、フランチャイズ展開、冷凍うどん製造販売、うどん屋開業支援など、幅広く展開されています。

もともと神原さんご夫妻は、ご主人は某企業の経営者、奥様は大企業のトップクラスの営業ウーマンでした。

なのになぜ、会社のそんな地位を投げ出してまでうどん店を始めたのか?

香川県には既に750店ものうどん店があり、老舗の名店も数多くあります。飽和状態ですよね。素人がそんなレッドオーシャンに飛び込んで勝ち目があるのか?

 

しかしながら、周囲の反対を押しきって、神原さんが起業した理由。

それは、「このままでは香川のうどんは衰退する!」との危機感、地元愛からでした。

 

 

香川のうどん屋は、ほとんどが昔ながらの製麺所兼の営業スタイル。

夜中から仕込みをするハードな労働環境で、後を継ぐ人がいないため、名店も次々と廃業してしまっているそうです。

店にしても、いつもサラリーマンでいっぱいで、女性がひとりでは入りにくい。昔から変わっていないそうです。

「香川には進化したうどん屋がない!伝統の製法を守りながらも進化したうどん屋をつくり、香川のうどんを守っていかねば!」

これが起業の動機でした。

 

このときご主人は51歳。奥様は不明ですが(笑)、いずれにしてもこの歳にしてゼロからのスタート。

うどん大学にいき、学び、開店にこぎつけました。

 

こちらがホームページ。

https://www.sanuki-menichiba.jp/

女性が入りやすい店内。

ネギやおろしなど、自分で薬味は好きなだかけてオッケー。

うどんだけでなく、天ぷらにもこだわり、地産地消で安全な食材を選んでラインナップも豊富に。

そして何と言っても職場環境。

パートさんが無理なく働ける勤務形態にして、子供のいる母親も働きやすいようにしました。従業員の8割は女性だそうです。

と、挙げていけばまだまだ続くのでここまでにします。

 

このように書くと、順風満帆な成功ストーリーに見えるのですが、ここまでの道のりはそれはそれは苦難と努力と挑戦の連続で、涙と感動なしには聞けない内容でした。

もらい泣きしそうになりました、ほんとに。

また、経営において、人材育成において、たくさんのヒントを頂けました。

この出会いに感謝!

ありがとうございました(^-^)